道徳教育について

皆さんお早うございます、谷川とむです。
昨日は、文部科学委員会で道徳教育について、下村博文大臣に質問をさせて頂きました。
 
今年の1月30日に第一子の長男が誕生し、もうすぐ4ヶ月を迎えます。息子の成長を見守るのと当時に、全ての子ども達が、自立できるように、そしてお互いを認め合い、助け合う心を育み、さらに国家・社会の為に貢献できるような教育を進め、誇り高き日本人を育成することが、日本の将来を明るいものにすると考えています。我が国は、明治維新以来、驚異的な勢いで国力を増し、世界有数の経済大国となりました。しかし近年では、国力の低下が目立ち、青少年を中心に倫理道徳の退廃が著しく、規範意識の低下が、国家・社会の将来を暗いものにしつつあります。国づくりは、人づくりと申しますように、日本の将来を担う子ども達に、どのような教育を進め、どのような日本を育成していくのか?日本の将来を左右する大変重要課題であります。その中の一つとして、道徳教育を充実させることが必要不可欠であると考えています。本年の3月27日に、学校教育法施行規則及び学習指導要領の一部を改正し、道徳が特別な教科と位置付られました。小学校及び特別支援学校小学部は平成30年度から、中学校及び特別支援学校中学部は平成31年度から検定教科書を導入して、実施されることとなりました。本来、道徳は、家庭、学校、地域社会など、それぞれの場で、自然に教え、学ぶものであると思っています。しかし、社会の形態も変化し、共働き夫婦が増え、また核家族化が進み、家族水入らずの時間も減少しています。さらに、地域コミュニティーも希薄化されています。自然に教え、自然に学ぶということが難しくなっている現在、学校教育に求められることは大きく、道徳が特別な教科と位置付けられたことは、意義があると考えます。そこで、一番大事なことは、教員の指導力の向上が重要で、教え、伝える側が、どのように教え、伝えるか?また、他の教科と違って、単純な正解がない等。指導力の向上は必須であります。また、教科書の充実、評価の在り方など質問させて頂きました。親学も大切で、家庭教育の充実を図り、子ども達により良い教育ができるように、これからも全力で頑張ります!