知っておかなければならないチベットの今 2

昨日は、雪の下の炎の会主催・「知っておかなければならないチベットの今 2」のシンポジウムに参加しました。講演前にチベット中央政府 ツェリン・ワンチェク厚生大臣と懇談させて頂きました。
現在、チベットを取り巻く環境は悲惨なものであります。1950年代初頭、中国軍は、チベット侵略を開始し、1959年に首都ラサが陥落しました。それ以降、チベットは中華人民共和国の支配・統治下におかれています。中国政府は、チベットにある豊富な天然資源を得るために、チベット人の大量虐殺や人権侵害を続けている。それはそれは残酷な現状であります。チベットは欲しいが、チベット人はいらぬという、中国政府の占領と弾圧に、チベット人は、焼身自殺でしか抗議することができない。2009年以降、107人のチベット人が焼身抗議を行い、90人が亡くなっている。未だ続いている、このような悲しい出来事を皆さんにも知って頂き、チベットを守る為に、皆さんのお力をおかし頂きたいたと存じます。ダライ・ラマ法王が1日も早くチベットに戻れ、チベット民族、文化、宗教、言語など、チベットが守られるように、私もしっかりと頑張って参ります。

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